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渋谷区待機児童問題から、つい隣の世田谷区の問題を考える

 先日、かみさんの弟夫婦に会った。下北沢(世田谷区)に住んでいて、つい最近、男の子ができたばかりである。問題は保育園である。0歳児から預かる保育園は世田谷区もほぼ満員で、奥さんは仕事をやめ、子どもが新しく保育園に入園するまで、子育てに専念するそうだ。でも、そんな簡単に世田谷区で保育園に入れるか?

 09年2月28日朝日新聞朝刊が「保育所希望者が急増 不況で共働き」をすっぱ抜いている。他紙ではほとんど無視されているから、これは朝日新聞の特種だろう。

 世田谷区の09年度の申し込み数が3376名。一方の渋谷区が732名。前年同期比の増加数は世田谷区が516名、渋谷区が109名。世田谷区の待機児童数は圧倒的に多い。やはり、弟夫婦の旗色は良くない。

 渋谷区では、「家族の死活問題」ということで、久保田幸雄家庭部長を追い詰めた結果、待機児童は今のところ80人未満まで減った。課長が社会福祉を志して、渋谷区役所に年齢制限ぎりぎりで、サラリーマンから転職して入った斉藤則行に4月から代わったから、60人台にまで減ると踏んでいる。

 一部の保育園の用務、給食(単労)が仕事が増えるのを嫌がって、増員を拒否していると聞いているが、名前が判明次第、公表していくつもりである。何のために、1000万円近い年収を、私たち区民が出していると思っているんだ。保母(単労ではない)ですら、最大年収が900万円である。

 弟夫婦の戦いは苛烈である。待機児童数1797名の杉並区では、区独自の「臨時保育室」(定員180人)を、新しく設けたが、残念ながら、待機児童数3376名の世田谷区は今のところ無策である。

 今までは、隣の渋谷区でも世田谷区の子どもをゆとりがある限り、受け入れてきたが、今回は無理である。もう、人の財布をあてにすることは、やめたほうが良い。

 実は世田谷区には、隠れた財源がある。清掃、用務、給食などの単労職員が1049人(年収、退職金、年金負担分約100億円)もいるのだ。渋谷区は532人である。この1049人の仕事を民営化(下請け職員の年収を500万円とする)すれば、たちどころに50億円くらいの予算は浮くのである。保育園の予算が5億円としても10箇所は新しく建つ。少なくとも、500人程度の子どもは保育園に収容できるのである。

 世田谷区の保育園で困っているお父さん、お母さんは何故、世田谷区に対策を立てさせないのか?

 渋谷区も保育園で困っている。でも、ぼくのような住民が立ち上がり、年々、改善してきた。世田谷区でも出来ないわけがない。現に、杉並区では、「臨時保育室」が続々と新設されている。要は単労の年収が優先するか、待機児童の数を減らすことを優先するかである。

 もう、単労の馬鹿高い年収を払うことを、きっぱりと拒否をしょう。そしてそのお金を保育園にかけよう。

 ちなみに、渋谷区では新たに保母(父)さんを4名、募集したところ124人から応募があったそうだ。年収は約300万円。新人保母(父)3人で、用務の50歳代のおじさん1人の年収である。

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コメント

自遊人さま

官僚の天下り先以外にも、
税金の無駄遣いの現場が沢山あるだろう・・と
想像はしていても、こうして数字化されると
勿体無い感情がグッと高まります。
どうしてくれよう! と・・。

        NGO仲間


投稿: NGO仲間 | 2009年5月11日 (月) 00時34分

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