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短気は損気ー久保田幸雄子ども家庭部長へ

 「私はあなたと会うとは約束していません」

 3月26日3時半から30分以上も待たされ、ようよう会えた久保田幸雄こども家庭部長に切り口上で言われてしまった。2月28日、朝日新聞(朝刊)に「保育園希望者が急増 不況で共働き」、渋谷区でも認可保育所への申し込み状況が、前年同期比の増加数が109人と、大幅に増えたことを報道している。08年4月1日の待機児数が29人だから、この不景気で1年で80人も増えたことになる。

 不思議なのは隣の中野区である。前年同期比の増加数がわずか18人であることだ。渋谷区と比較すると圧倒的に収入の低い所帯が多い中野区が善戦している。かって、あまりの財政難で一律職員給与5%カットした中野区がである。富裕区の渋谷区では職員の給与をカットしたことは一度たりともない!

 家賃、物価が異様に高い渋谷区に住む最大のメリットの一つは、保育園の充実であることを、日ごろから言っているぼくは、109人の待機児童の数に戸惑ってしまう。まずは具体的な資料や関係者の話を聞きたいと思い、3月26日に渋谷区役所に行った。

 もちろん、行く前に広報課から総責任者・久保田部長に連絡が行き、約束を取り付けている。情報公開の本沢主査はいい加減な職員ではない。しかるに30分経っても本人は来ないのである。

 じつは久保田部長には強烈な思い出がある。10年近く前、彼が広報課長だったときに、ぼくは怒鳴られている。それまでは吉田恭子広報課長だったが、気持ちよく資料を貰い、関係者の話を聞くことが出来ていた。それが久保田広報課長に変わったとたん、窓口が高圧的になり、資料がなかなか出てこなくなった。終いには抗議するぼくに、まさかの罵声である。

 50歳代、明大卒、160センチ前後の小柄、表面的にはおとなしそうだが、追い詰められると、突然爆発する人である。ドキュメンタリーが仕事で、英米の公文書館で資料を探すことや、生存者のインタビューが多かったが、年下の人から罵声を浴びることは珍しい。それで久保田さんのことはくっきりと印象に残っている。

 ぼくとのこともあり、久保田広報課長はわずか1年でお役御免となった。もともと広報、いやもっと言えば「全体の奉仕者」に向いていない人なのである。自制が出来ないのである。でもそんなことよりも、ぼくは具体的な待機児童急増の資料が欲しいのだ。

 『待機児童をどうするのか、中野区との比較は』。主にそれを知りたかったが、「私はあなたと会う約束はしていません」の一言で、1枚の資料も、これからの対応策も聞くことは出来なかった。久保田部長には私たちは年間1500万円(年金等込)を払っている。その責務として、説明責任が課せられている。説明しないことは明らかに『不作為』である。

 4月6日、保育課西留総括係長に電話で待機児童数の確認を取った。「まだ40-70人は待機しています。詳しい数字はまだ判っていません」と、申し訳なさそうに答えてくれた。この40-70人のお母さん、お父さんは渋谷区民だし、納税者でもある。保育園に子どもを入れる権利がある。そのために高い税金を払っているのだ。説明を拒否する久保田部長のみずほ銀行への蓄財のために、税金を払っているわけではない。

 民間の保育所がいかに高いか、ぼくにも経験がある。馬鹿馬鹿しいほどだ。諦めずに、子どもを認可保育園に入れるために動こう。そして、久保田幸雄子ども家庭部長に説明責任を求めていこう。

 またぶちぎれて、罵声を浴びるかもしれないが、そんなときは優しく教え諭そう。

 「短気は損気。あなたは私たちの奉仕者でしょう(日本国憲法に明記してある)」

 

 

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コメント

日頃の山谷さんのご苦労には頭の下がる思いです。
ほんと、今の渋谷区は区長が区長だけに首を傾げることばかりです。
これから、私も山谷さんを見習って神の一声を叫んで行きたいと思っております。

投稿: 神の一声 | 2009年4月 8日 (水) 18時44分

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