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朝日新聞夕刊を切った

 我が家ではずっと論争があった。かみさんが朝日新聞購読を打ち切って、東京新聞に変えるように強硬に迫るのである。カンボジア難民、地雷禁止などのNGOの広報をやっていたかみさんには、朝日新聞の記者、解説委員、論説委員は大きな味方のはずである。それが最近では不勉強、東大卒の傲慢さが鼻についてきたようだ。かみさんの上司であったNGOの元代表は、東大が大嫌いで、朝日新聞から東京新聞にもう変えている。

 かみさんが東京新聞に熱心なのは、購読料の安さもある。朝日新聞に比べて1000円近く安い。ためしに、ぼくも40円といまどき信じられないほど安い東京新聞夕刊を、京王笹塚駅のスタンドで買ってみた。率直な感想は「値段相応」である。ページ数が少なく、中身も薄い。

 しかし、かみさんの要求は日増しに強まるばかりだ。晩酌も2日に1度に減った。そこで奇策を実行した。朝刊は従前どおりに朝日新聞。ただし、夕刊は日経新聞。日経新聞夕刊は駅で買うと50円である。それが値段以上に内容が充実している。特に11月8日からの「進化する図書館」シリーズには唸った。北区立中央図書館の「終日過ごせる図書館」を紹介したものだ。

 実は以前に朝日新聞と日経新聞両紙を併読していたが、時間がないことと経費節減のため、朝日新聞だけに絞ったことがある。しかし、「朝日を切れ」と言うかみさんの強硬な申し入れにより、日経新聞夕刊に変えた。一月1680円。一方、切った朝日新聞夕刊は250円しか、安くならなかった。

 かみさんがどれだけ脅しをかけようが、ぼくは朝日新聞の愛読者である。特に朝刊「声」欄の支持者である。11月14日「円高も良い面 不安あおるな」「給付金やめて 無償奨学金を」にそうだ、そうだと、つい声をかけたくなる。ただし、(故)松井やより記者に代表される過激な記事、特に従軍慰安婦、外国人花嫁等に関して、その渦中にあるものとして「もっと取材したら」と一貫して思っていたことは事実だ。理念先行の「頭でっかち」のところがまだある。

 特に現在、ぼくがしゃかりきになって駆除しょうとしている「白あり公務員」に関して、朝日新聞はあまり取り上げない。ぼくの知っている限り、07年にぼくが「論壇」に書いたもの以外は、清掃、用務等の公務員の1000万円以上の年収に触れたものはない。都営住宅に住む学友のように「下級公務員だから仕方がない」と思っているのだろう。ちなみに、学友は朝日新聞の熱烈な愛読者である。

 昨年度から朝日新聞でさえ、赤字になった。現在住んでいる所帯数168の共同住宅ですら25部前後に落ち込んでいる。日経新聞もほぼ同数である。若い人たちはパソコンで済ませている。せいぜいで、駅の売店で買うくらいである。アメリカではもっと極端で、倒産する新聞社すら出てきている。

 矛盾するかもしれないが、朝日新聞にもっと「既得権」のタブーに挑んで欲しい。下は「白あり公務員」、そして上は三笠宮系列の皇族にもあえてメスを入れてもらいたい。多くの皇族は慎ましやかに生きている。しかし、この一族、とりわけ「髭の殿下」の僭越な言動には納得できないものが納税者としてある。 サブプライム、リーマンショックで、底知れぬ不景気に陥っている現在、税金で豊かな生活を享受している「髭の殿下」の今までの発言をもう一度、考え直したい。そのためだったら、喜んで夕刊を再購読したい。

 

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