« 勤務中にゴルフの職員 | トップページ | 年収1000万円もの単労問題 »

単労職員には直にものが言えない。

 08年4月から西原敬老館に異動した単純労務(単労とも言う)の渋谷区職員(50歳前後の女性)は、職務免除(職免)申請がずっともっとも多かった。08年3月まで、用務として在籍していた神宮前区民会館でも、勤務時間に「組合活動」の名目で、職場を離脱していた。余りその数が多いので、同僚たちからも決して好意的に受け取られていなかった。

 渋谷区役所3階にある「情報公開」係で、「職免」を調べて、余りの数の多さに絶句したこたが何回もあった。週に何度も中退して、『何時働くんだ』、それがそのときの素朴な感想であった。上司は地域振興課長の池田副参事である。早稲田の法学部卒業で、司法試験に3度も失敗して、失意のうちに渋谷区役所に奉職している。若いときに失意の苦労をなめているから、住民の声に耳を傾けることが多い。この『単労』の『職免』 に苦情を呈すと、直すように努力してくれた。しかし、どれだけ池田課長が注意を促しても、肝心の彼女は『われ関せず』と、おおっぴらに職場離脱を繰り返した。

 しかし、08年4月以降は、私の自宅近い西原敬老館に異動になったので、直に彼女の意見を聞くつもりで、職場に行った。もちろん行く前に直属の上司である笠原福祉管理課長に、訪問予定を伝えておいた。7月2日午後4時に西原敬老館に行くと、福祉管理課の係長が入り口で待っているではないか?

 それから75分間、係長が相手をして、肝心の単労の女性は姿を見せない。「係長の話を聞きに来たわけではない。単労の異様に『職免』の数が多い女性職員の話を聞きに来たんだ」と、懇願しても「私が相手をします」と、係長はストーカーのように付きまとう。

 この例のように単労とは直接的に話をすることは難しい。必ず、課長や係長が立ち入る。本町東小学校の用務の残業が余りにも多すぎるので、当の本人の話を聞こうと思っても、教頭が急にやってきて中断させられた。そのときは渋谷区会議員が一緒に行っててもだ。単労はずるい。面倒なことは課長、係長、教頭にやらせ、自分は逃げる。

 結局、西原敬老館の単労とはほとんど話が出来なかった。徒労である。考えてみれば、渋谷区民オンブズマンとして、この10年間、こんなことを繰り返している。でも、少しずつ状況は変わってきている。少しは市民社会の常識が通用する区政になっていると思う。

|

« 勤務中にゴルフの職員 | トップページ | 年収1000万円もの単労問題 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1046468/23239091

この記事へのトラックバック一覧です: 単労職員には直にものが言えない。:

« 勤務中にゴルフの職員 | トップページ | 年収1000万円もの単労問題 »